・・・この記事では、こんな疑問を解決する記事となっています。
- 二級建築士製図試験【独学者】向けのテキストを紹介
- 自分の【経験談】からのアドバイス
この記事を書いてる僕自身、令和元年二級建築士の製図試験を【独学】で受験し、一発合格しました。そのため、この記事は合格したという実績がある分、信頼性はあるかと思います。
それでは、早速見ていきましょう!
二級建築士製図試験 テキスト・問題集 を選ぶ際の注意点
まず、そもそも論の話で、今年の製図試験は…
・木造ですか?
・RC造ですか?
これを間違えてしまうと、大変なことになるので
知らない人や確認していない人は↓以下の二級建築士建築技術教育普及センターのサイトから確認するようにしてください。
確認はできましたか?
できたら、早速『本題』に入っていきましょう!
二級建築士製図試験 テキスト・問題集 は『使いわけ』が大事!
これは、僕も実際に二級建築士の製図試験の勉強をしていた時に、感じていましたが
『使いわけが』が超重要!!
テキストや問題集といっても、色々あって…
・日建学院
・総合資格学院
などが出している【資格系学校】のモノや
・市ヶ谷出版社
などが出している【出版社系】のモノまであります。
これらテキストや問題集は出している所でテキストなどの内容が異なるため、やみくもにたくさん買えばいいわけもなく、テキストや問題集を使って
何を練習するのか?
を、考えて選ばないと意味がありません。
その通りです。
まあ、普通ならこうなりますが…
この記事は、僕の【経験談】を軸に書いているので、その心配は…
『心配ないさぁ~』
はい。
真顔で見ている読者の方の顔が容易に想像できるので、早速以下の項目に分けて
- 基礎練習用
- エスキス用
- 実践練習用
という項目別に、実際に…
僕がどんな『テキスト』や『問題集』を使っていたのか?
早速、紹介していきたいと思います。
基礎練習用
どんなことをするにしても、基礎から始めると思います。
二級建築士の製図試験も同じで、まずは基礎から勉強していく必要性があります。
そこで、おすすめするのが【日建学院】のこのテキスト!
メルカリで『二級建築士製図』と検索すれば、出てくる日建学院の【二級建築士設計製図 基礎テキスト】が超優秀!(水色の四角で囲ってる赤色のテキストのことです)
これさえ、あれば大体のことは学べて学べます。
●試験の概要
・合格判定基準や試験で要求される図面等など…
●製図の基礎
・線の引き方や作図表現上の決まり、部屋の大きさの決め方など…
●設計の基礎
・配置計画・断面計画・平面計画などのやり方など…
●木構造の基礎
・伏せ図の書き方や矩計図の書き方など木造全般の知識について…
●RC造の基礎
・木造同様RC造のすべての知識について
●プランニング
・エスキスのやり方や進め方など…
などなどの内容が凝縮されています。
特に、二級建築士の製図で慣れれば簡単なんですが、最初の内は小屋伏せ図などの構造部材の決め方などが難しくて、全然理解できないと思います。
けれど、このテキストさえあれば理解できるので、一番重要なテキストだと思ってほしいのと…
独学で受ける場合は必ず手に入れておくように。
メルカリでたくさん売られてますので
是非探して確保してくだせぇ~
僕もこのテキストのおかげといっても過言ではないくらい、役に立ったので。
エスキス練習用
基礎と来れば、次は『エスキス』だと思います。
でも、ぶっちゃけ…この『エスキス練習』が一番大事で…
この記事→【独学】二級建築士の試験を一発合格した僕が受かるためにやったこと でも、エスキスについて話していますが、【独学】で二級建築士の製図試験に合格しようと思う場合『エスキス』を習得しなければ、まず受からないと思います。
そんぐらい大事です!
まあ、そうなんですけど…
僕の場合は『エスキス練習』をやりながら、一から基礎を学んでいった感じです。
いや、その方が断然良いです!
実際に『エスキス』を通して、やりながら学ぶことによって自分自身がほんとうにわからない所だったり、苦手な部分が見つけれので、僕はそうしてました。
で!
肝心のテキストは? というと…
↑これです。
日建学院が販売している市販の問題集です。
これをおすすめする理由は2つあって
・日建オリジナルの課題がついていること
・型が学べること
この2つです。
でも、これだけだと意味がわからないと思うので、少し理由について解説します。
日建オリジナルの課題がついていること
まず、一般的に売られている教材はその年の課題(令和元年の試験の場合だったら『夫婦で設計事務所』の課題でした。)に対して
・過去の出題の特徴からこういった問題が予測されるだろう
・用途が事務所の場合はこういった要求室が求めらるだろう
などといった、予想問題であり当然日建学院の教材と総合資格の教材とでは、問題や図面の表現だったりが異なります。
で!
要は何が言いたいのかというと…
日建の課題が一番役に立つからオススメってことです。
総合資格学院やその他の出版社の課題もやりましたが、個人的に日建学院の課題が一番役に立ちました。
実際の令和元年の試験も、ほぼ日建学院の特有の課題と似てましたので。
型が学べること
で!
次に『型が学べること』これが何なのか?というと…
まず、型っていうのは
【型】=【お手本】
の、ことです。
ほんで!
『型が学べること』っていうのは、上記で解説した『日建オリジナルの課題がついていること』に繋がっていて、要は二級建築士の製図って【型】=【お手本】を覚えたもん勝ち!!
特に【独学】で受験する場合は尚更です。
実際に勉強してたら、僕の言ってることわかると思うんですけど
・立面図
・断面図
・矩計図
これらに関しては、『型』さえ覚えてしまえば、後は暗記ゲーです。
日建オリジナル問題に載っているモノを覚えてしまえばいいです。
で!
・平面図
・小屋伏せ図
これらは、基礎練習用で紹介した『赤いテキスト』と日建学院が販売する問題集のオリジナル問題を見ながら、じっくりと理解していく感じです。
実践練習用
基礎・エスキスとおさえたら、後は実践練習です。
で!
実践練習において大事なのは、できるだけたくさんの問題を解くこと。
つまりは、たくさんの問題が載っている問題集を用意する必要性があります。
そこで、僕が実際に使っていたのが↓これ!
市販で売られている問題集の中では、一番の課題集を誇ります。
これ一冊あれば、まず課題数には困りません。
で!
この問題集を使って、後はひたすら実践練習をして本番に臨むだけです。
まとめ:【テキスト】や【問題集】の選び方で合格を左右する
どうでしたか?
少しは二級建築士の製図試験に向けて、テキストや問題集を選ぶ際の参考になりましたか?
特に【独学】で受験する場合は…
- どのテキストを?
- 何を学ぶために?
- どう活用するのか?
が、とても重要になってくるため、僕が実際に使って勉強し、受かったということは少なからず役に立つということです。
このブログがキッカケでみなさんのテキスト選ぶという
ひとつの決断にいい影響が与えることができれば幸いです。
それでは、試験勉強がんばってください。
そんじゃ、さいなら~~