- そもそも言語化って何?
- どうして言語化は難しいのか?
- 言語化が得意になるための5つの方法
言語化って難しいですよね?
正直僕も昔は苦手でした。僕は左脳派じゃなくて右脳派の人間なので、尚更なんですね。論的な思考よりも想像的な思考が得意な人間です。
けど、ある5つの方法を実践したことにより、めちゃめちゃ得意というわけではありませんが、軒並み平均値以上の実力を身に付けることができました。
そこで今回は、言語化が苦手な人に向けて、僕が実際にやっている言語化能力を向上せさせる5つの方法を紹介したいと思います。
― 少しづつですが、言語化能力が向上すると思うので是非参考にしてみてください。
そもそも言語化って何?
単に頭で考えていることをそのまま言葉にするだけではなく、物事を自分なりに噛み砕いて相手に伝えるまでの一連の流れのこと。
出典:study hucker
そもそも言語化とは、自分の意見やアイディアなどを伝える相手に最大限伝わるようにする、いわば伝える力のことです。
- 抽象的ではなく、具体的に伝える
- 擬音語をなるべく用いずに伝える
- 文脈の構成をしっかりとする
- 大事な要点だけを伝える
といった感じで、言語化とは上記のような能力のことを主に指します。
― では、どんな時に『言語化』が必要になるのか?
具体例を用いて、どんな時に言語化が必要になるのか解説します。
― 住み慣れた街を歩いていたと想定します。
すると、観光客が自分に話かけてきました。どうやら、A地点への行き方がわからず困っている様子です。
そこで、自分はA地点への行き方を観光客の方に教えてあげることにしました。
極端な例ですが、言語化とは…相手に最大限伝わるように伝える。これが言語化というわけです。
どうして言語化は難しいのか?【2つの理由】
- 頭ではわかっていても、いざ説明しようものなら、なかなか相手に伝わらない…
- 質問に対しての答えをうまく表せない…
― 僕が思う言語化が難しい2つの理由を、簡単に解説したいと思います。
①:話す・書くということは実は難しいことだから
- 普段の生活で伝える努力をしなくてもいいから
- 本当の書く・話すのスキルを教えてくれる人が少ない
まず1つ目として、そもそも本当の話す・書くということは、実は難しいからという理由があります。
普段の生活で伝える努力をしなくてもいいから
僕たちは日常的に、誰かと話す機会や文章(SNSなど)で伝える機会が多くあるかと。
でも、それって実は”伝える”でなく、”伝わっている”に過ぎないという錯覚です。
― 家族・友人との会話だと想定してください。
自分が出かけていた際に、とんでもなくデカいカエルを発見したとします。
それを帰宅後に家族・もしくは学校で友人に話す際に、手などの動作(身振り・素振り)を使い…
・『昨日さぁ~、こんな(動作)カエルおった。』
・『嘘~やばい!』
こんな感じの経験はあるんじゃないでしょうか?
つまり、僕たちは普段『伝える』というものを行う際に、体の動作もそうですが…画像や映像を見せて伝える。といった感じで、簡略化しているです。
本当の書く・話すのスキルを教えてくれる人が少ない
学校で学ぶことのほとんどが、本当の書く・話すのスキルを向上させるものとは別。ましてや、それを教えてくれる人が少ない。
学校に行ってれば、誰しも『書く・話す』のスキルが身についていると思いがち。もちろん、僕もその1人でした。
けど、実際は授業に言語化向上をはかるものはほぼない。
典型的な書く能力の訓練だと思いがちな、『作文』も本当の書くではない。これは『20歳の自分に受けさせたい文章講義』でも紹介されていることです。
つまり、話すことは考えること。そして更には、書くことはもっと先に考えることなんだと思います。
②:そもそも『事実→抽象→転用』する習慣がないから
続いて2つ目ですが、これは 上記の『メモの魔力』に書かれている内容からいえることです。
まず『事実→抽象→転用』が何かというと…
- 事実…テストで100点とった。
- 抽象…テスト勉強を頑張れば、点数はとれる。
- 転用…自分はやればできるから、スポーツでも練習を頑張ろう。
簡潔にまとめると↑上記のようなことになりますが、言語化が難しいのは、そもそもほんとんどの人が『事実』で止め、抽象・転用へと繋げないから。
最初の方で道案内を例に話しましたが、事実を自分の言葉でわかりやすく伝える。そのためには、抽象→転用といったところまで、もっていく習慣が必要。
だけど、そこまでする習慣自体が僕たちにはないから、言語化が難しいと感じるわけです。
言語化が得意になるための5つの方法
ここまでで、なんとなくでもいいので『言語化とは何か?』『言語化はなぜ難しいのか?』、改めて理解できたかと思います。
では、本題の『どうやったら言語化の苦手を克服できるのか?』を解説します。
が、今から解説することは、何も適当なことを言っているわけではなく、成功者の知恵や教えなどを本を読んで学び、そしてそれを実践したことによって成長することができたもの。
― 少なからず、今から解説する内容を全てとは言いませんが、実践することで力はついてくると思います。
①:本を読む
まず1つ目が『本を読む』こと。
普通すぎて、『へ?』『は?』ともしかしたら脳内に疑問が浮かんだかもですが、本を読むことは一番基本的な方法にして、言語化を能力向上において大切なことです。
本というと…
- 様々な知識を得れる
- 新しい発見がある
- 知らないことを知れる
といった感じの表面上の利点も、もちろんあります。けど、言語化を向上させる上で、それらは別にあまり関係なく、見るべきは『正しい文章の手本・語句の用法』といった中身の方です。
僕が今書いているブログのように、世の中には情報が溢れ、様々な人が書いた文章が無数にあります。
けど、それらを読んだところで所詮は素人レベル。
本のように、編集のプロが隅から隅まで吟味し、校閲された文章を浴びることで正しい文章や語句にふれることができる。
それはつまり、言語化のお手本を知ることに繋がります。
②:インプットよりアウトプットに重きを置く
続いて2つ目が、インプットよりもアウトプットに重きを置くこと。
これは1つ目の『本を読む』と関係してきますが、学んだこと(インプット)を活用(アウトプット)しなければ、インプットそのものは意味をなさないです。
言語化とは、アウトプットなわけで常日頃からアウトプットの習慣がないようであれば、実践で活用できるわけがありません。
でも、アウトプットの練習は誰でもすることが可能。
それが、僕が今やっているブログやSNSなどの情報発信や、話す言語化を伸ばすならYouTubeなんかでもいいですね。
要はとにかく、実践して自分の頭で考えがら行動に移すことが重要なわけです。
僕は今ブログの媒体を使い、みなさんに向けて発信をしていますが、この記事を書く際も学んだこと(インプット)をどうすればわかりやすく伝えることができるのか?相違工夫しながら記事を書きました。(アウトプット)
― ブログを始めるなら、圧倒的に有料ブログがおすすめなので、もし始めてみたい人は下記の記事を参考に。
③:『どう伝えるか?』よりも『どう伝わるか?』を意識
3つ目は『どう伝えるか?』よりも『どう伝わるか?』を意識すること。
さて、3つ目ですが若干意味わからんと思うので、簡単に説明すると…
プレゼンとか、何かを伝えようとする際に、自分の言いたいことを主観的に考えがちです。
- これは絶対に話したい
- これは特に重要なものだから必要だな
特に考えていることや思っていることを伝えようと思うと、もろにこのような主観的な思考に陥りがちになるかと思います。
けど、大事なのはそうではなく、客観的視点を持つこと。
- 自分は大切だと思うけど、相手にはどうなんだろう
- これを伝えた場合、相手はどう思うのだろうか?
伝えるということの一番の目的は、相手に伝わること。だから、『どう伝わるか?』という客観視はとても大切です。
④:コンテンツ(内容)ではなく、コンテキスト(文脈)を重視
4つ目はコンテンツ(内容)ではなく、コンテキスト(文脈)を重視すること。
人は、基本的にコンテンツ(内容)ではなく、コンテキスト(文脈)によってものごとを理解します。
そのため、言語化が苦手な人はコンテキストが欠けがち。
なぜ?コンテキストが重要なのかというと、人に何かを説明する際に結論だけ述べても、人は動かないという事実があるからです。
もし仮に僕がこの記事を読んでいる『あなた』と友達だとします。ほんで、いきなり…
みたないことを言ってきたら、どうしますか?たぶん、十中八九貸さないはずです。
しかし、先ほどの内容にコンテキスト(文脈)が加わったとして…
今日スリにあって、財布を取られたんだよな。電車に乗って学校に行かないといけないのに、お金がないから乗れないんだわ。
だけん、ちょっと明日必ず返すからお金貸してほしい。
少し適当ですが、まだ後者の方がましです。
このように結論を補強する文脈を意識することは言語化において需要なわけです。
⑤:なんとなく、まあいっか!などの曖昧をなくす
最後は、なんとなく、まあいっか!などの曖昧をなくすこと。
最後の5つ目ですが、これはそのまんまですわ。
- なんとなく旨い
- なんとなくやってみた
- まあいっか、適当にやれば
よくできる人は言葉の表現が巧みだ!と言います。キングコング西野さんもその1人じゃないでようか?
つまり、自分の『わからない・知らない』を言葉しろ!ってことが伝えたいわけです。
自分の中での『why?』を1つずつ潰していくことで、結果的に言葉の引き出しが増え、言語化も向上するわけです。
まとめ:言語化能力を極めたら最強!
- 本を読む
- インプットよりアウトプットに重きを置く
- 『どう伝えるか?』よりも『どう伝わるか?』を意識
- コンテンツ(内容)ではなく、コンテキスト(文脈)を重視
- なんとなく、まあいっか!などの曖昧をなくす
今回は言語化が苦手な人へ向けての記事でした。
僕もまだまだ雑魚ですが、間違いなく言語化というスキルを極めれば、最強だと思っています。
是非みなさんも今回紹介した内容を参考に、スキルアップを共に頑張りましょう!
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